広報よこはま4ページ
OPEN YOKOHAMA
2020(令和2)年6月号
No.856

○これからの横浜を想い、今できることから始めよう!

 気候変動の要因となる地球温暖化や、失われつつある自然環境など、環境を取り巻く問題は深刻さを増し、持続可能な開発目標「SDGs」においても、環境問題は喫緊の課題となっています。
 6月は環境月間。持続可能な社会のために「環境にやさしい行動」を実践しましょう。

■毎日の買い物から未来を変えよう!

 地球の資源を大切に利用し、自然や生き物が豊かな環境を守るため、「持続可能な調達」によりつくられた商品があります。
 持続可能な調達を証明するマークを目印に、未来を変える買い物をはじめてみませんか。

●これらのマークが目印です

◇FSC(R)認証〈責任ある森林管理〉
 ティッシュペーパー、紙パック容器、木材家具
◇RSPO認証〈適切に管理されたパーム油〉
 マーガリン、洗剤

●企業・団体の皆様と一緒に持続可能な社会を目指します

◇IKEA港北
 イケアの木製家具やカタログなどの紙には、森にやさしい方法で採られたFSC(R)認証を受けた木材が使われています。

◇生活協同組合ユーコープ
 「コープの洗剤 環境寄付キャンペーン」対象商品を店舗やおうちCO-OPで購入ごとに、洗剤原料「パーム油」の持続可能な生産の支援活動に0.5円が寄付されます。

「ゴハンのもと セフター」で検索

問合せ 環境創造局政策課 電話045-671-2484 ファクス045-550-4093

■使い捨てプラスチックを減らそう!

 プラスチックが環境に与える影響が深刻化しています。プラスチックは私たちの生活に浸透しており、なくてはならない素材ですが、まずは、レジ袋やペットボトルなどの使い捨てプラスチックの使用を見直すなど、できることからはじめてみませんか。

●7月1日からレジ袋有料化
 小売店などでのレジ袋は全国的に7月1日から原則として無料配布が禁止されます。この機会にご自身のライフスタイルについて考えてみませんか?買い物に出かけるときは、マイバッグを持ちましょう。

●マイボトルスポットを使おう
 「マイボトルスポット」とは、持参したマイボトルにコーヒーやお茶などを入れて販売したり、水などを無料で提供したりする店舗や施設のことです。
 外出する際は、マイボトルスポットを積極的に活用してください。

「マイボトルスポット 横浜」で検索

●Twitterで発信中
 プラスチックごみを減らすためにできること、知っておきたいことなどを発信しています。

よこはまプラ対策 @yokohama_pla

問合せ 資源循環局3R推進課 電話045-671-3593 ファクス045-550-3510

■2つの賢い選択で脱炭素化を目指そう!

 本市は、深刻化する気候変動の影響などを踏まえ、地球温暖化対策のゴールとして、2050年までの脱炭素化「Zero Carbon Yokohama」を掲げました。脱炭素化の達成には、2つの賢い選択(省エネ・再エネ)が大切です。私たち一人ひとりの選択で地球温暖化を防止し、未来を守りましょう。

●省エネ
 使う電気の量を減らそう

◇エアコンのフィルターを掃除しよう
 月に1~2回程度、目詰まりを掃除することで、省エネ性能や快適性がアップします。
◇省エネ製品に買換えよう
 古い家電は、新しい省エネ家電に比べ多くの電気を使うため、省エネ製品への買換えを検討しましょう。

●再エネ
 使う電気は「環境にやさしい電気」を選ぼう

◇環境にやさしい電気に切替えよう
 太陽光や風力などの再生可能エネルギーは二酸化炭素を排出しない環境にやさしい電気をつくります。自宅で使う電気も環境にやさしい電気に切替えませんか。
◇太陽光発電設備を設置しよう
 自宅の屋根などに太陽光パネルを設置することで、エネルギーの地産地消が可能です。蓄電池を付ければ防災面でも心強いです。

「環境にやさしい電気を選ぶ 横浜市」で検索

問合せ 温暖化対策統括本部調整課 電話045-671-2661 ファクス045-663-5110

□ヨコハマSDGsデザインセンター
 SDGsが目指す環境・経済・社会的課題の統合的解決に向け、市民・事業者の皆さんとさまざまな取組を進めるため、デザインセンターのコーディネーターがサポートを行っています。

【Eメール】contact@yokohama-sdgs.jp
※相談希望の場合は、事前にメール予約をお願いします。

「ヨコハマSDGsデザインセンター」で検索

問合せ 温暖化対策統括本部SDGs未来都市推進課 電話045-671-4371 ファクス045-663-5110