広報よこはま3ページ
OPEN YOKOHAMA
2022(令和4)年6月号 
No.880

〇風水害から命を守りましょう!
 風水害から命を守るためには、危険なところから逃げることが重要です。浸水ハザードマップ等を活用し、日頃からの備えや災害時の適切な行動につなげましょう。

■風水害に関する主な災害

・洪水
 大雨によって河川などの水位が上昇し、堤防を越えて水があふれたり、堤防の土砂が流出して決壊したりすることにより、大量の水があふれ流れることです。

・内水
 雨の量が下水道などの排水能力を超えたときや河川などの排水先の水位が高くなったときに雨水を排水できなくなり、浸水することです。
 河川から離れた場所でも発生する恐れがあります。

・高潮
 台風や発達した低気圧が通過する際、海水面(潮位)が大きく上昇することで起こります。

※令和4年度に配布する高潮ハザードマップは、高潮による浸水が想定される区に限ります。(鶴見区、西区、中区、南区、保土ケ谷区、磯子区、港北区)

◆浸水ハザードマップを配布します
 浸水による危険性を把握するため、ハザードマップを活用しましょう。ハザードマップには、浸水の想定だけでなく、避難のタイミング、情報の入手方法なども掲載しています。
 令和4年度は洪水・内水・高潮の3種類の災害を1つのハザードマップにまとめた「浸水ハザードマップ」と、一人ひとりの避難行動計画を作成し、避難につなげる「マイ・タイムライン」の作成シートを合わせて、市内15区の全世帯・全事業所に順次配布します。
(神奈川区・金沢区・栄区は令和3年度に配布済み)

浸水ハザードマップはウェブページでも公開しています。
「横浜市 浸水ハザードマップ」で検索

■「横浜市避難ナビ」で「いま」から「いざ」に備えましょう 
 災害発生の危険が高まったときや、いざ災害が起きた場合、適切な行動をとれるように平時「いま」から災害時「いざ」まで一体的にサポートする無料アプリです。
 風水害時の危険性や家族の状況に応じた避難行動・非常時の持ち出し品などを事前に検討し登録する「マイ・タイムライン」を作成できます。また、災害時にはマイ・タイムラインと連動した避難情報がプッシュ通知され、避難場所等へのルート案内を支援します。
 そのほか、防災学習コンテンツや防災AR(※)機能(Android版は今後実装予定)などのコンテンツもあります。

※現実の風景の中に仮想の映像などを重ねて表示する技術

「横浜市避難ナビ」で検索

■「横浜市水防災情報」のページで川の水位を確認しましょう
 横浜市では、迅速な避難活動に活用できるよう、市内外の河川水位情報をリアルタイムで提供しています。
 昨年12月には新機能を追加したスマートフォン専用サイトを公開し、より見やすく、より便利に生まれ変わりました。
  ・新機能1:位置情報機能
        位置情報により現在地周辺の河川情報がすぐにわかります。
  ・新機能2:地点登録機能(3か所)
        自宅や職場など、いつもの場所にすぐにアクセスできます。

※新機能はスマートフォン専用サイトでのみ利用できます。

「横浜市 水防災情報」で検索

問合せ 洪水・高潮について 総務局地域防災課避難等支援担当 電話045-671-2011 ファクス045-641-1677
 内水について 環境創造局下水道事業マネジメント課 電話045-671-2838 ファクス045-664-0571
 避難ナビについて 総務局地域防災課地域支援担当 電話045-671-3456 ファクス045-641-1677
 水防災情報のページについて 道路局河川企画課 電話045-671-2858 ファクス045-651-0715