広報よこはま2ページ
OPEN YOKOHAMA
2023(令和5)年6月号 
No.892


〇風水害から命を守るために
 大雨や台風により、洪水・土砂災害などの自然災害が発生しやすい季節となりました。河川や海から離れた場所でも、雨の量が下水道などの排水能力を超えたり、河川などの水位が高くなり排水できなくなると、内水(浸水)被害が発生します。
 風水害から命を守るための備え、できていますか?

■消防局予防課の消防士長 大本 冴さんに聞きました!
 風水害は、突然発生する地震や火災と違い、被害状況をある程度予測することができます。ハザードマップでお住まい周辺や通勤・通学先の危険性を確認し、非常持ち出し品を準備しておきましょう。雨が多い時は気象情報をしっかりチェックし、避難が必要な場合は早めの行動をお願いします。どこに避難するかご家族で事前に話し合っておくと、逃げ遅れを防ぐこともできます。命を守るために、事前の備えが何よりも大切です。

■備え、再確認! アプリ「横浜市避難ナビ」スマートフォンに入っていますか?

 災害時に適切な行動をとれるよう、避難をサポートする無料アプリです。ぜひダウンロードしてください。

詳しくはウェブページをご覧ください。
※アプリでは浸水の疑似体験もできます(IOSのみ)

【主な機能】
・ハザードマップを搭載しています
 今いる場所の危険性をスマートフォンから確認できます。

・「マイ・タイムライン」を作成できます
 アプリ上で避難行動計画「マイ・タイムライン」にあらかじめ情報を登録しておくと、災害時に避難情報がプッシュ通知され、避難場所等へのルートを誘導します。

◆ハザードマップを活用しましょう
 ご自宅や周辺の災害の危険性を、ハザードマップで確認しましょう。横浜市では洪水・高潮・内水の3種類の災害を一つにまとめた「浸水ハザードマップ」を作成しています。
 区役所や市役所3階市民情報センターで配布しています。

◆マイ・タイムラインとは
 風水害時における自分自身の避難行動計画のこと。避難方法、非常時の持ち出し品などを事前に検討しておけば、いざという時に慌てず行動ができます。
 アプリ「横浜市避難ナビ」で作成できるほか、作成シートを市ウェブページからダウンロードできます。各区役所でも配布しています。

詳しい作成方法などはウェブページをご覧ください。

◆横浜市水防災情報ページ 「いま」の水位をリアルタイムで確認できます
 横浜市内・周辺の河川水位情報をリアルタイムで見ることができます。
  ・位置情報から現在地周辺の河川情報がすぐわかります
  ・自宅や職場など、知りたい地点を登録できます

■消防団員を募集しています
 消防団員は、非常勤の特別職地方公務員として、普段は本業をもちながら、災害時などに消防防災活動を行っています。いざという時に命を守る方法を学べ、地域を守るやりがいもあります。
 一緒に横浜を守りませんか。
 女性も多く活躍しています。あなたの力を、横浜の安全に!

【入団条件】市内に在住・在学・在勤の18歳以上
報酬や入団方法など、詳しくはウェブページをご覧ください。

「広報よこはまPlus」では、横浜市民防災センターでの風水害体験リポートを掲載しています。ウェブページをご覧ください。

【問合せ】避難ナビ・浸水ハザードマップについて 総務局地域防災課 電話045-671-3456 ファクス045-641-1677
 水防災情報のページについて 道路局河川企画課 電話045-671-2858  ファクス045-651-0715
 消防団について 消防局消防団課 電話045-334-6403  ファクス045-334-6510