広報よこはま2ページ
OPEN YOKOHAMA
2023(令和5)年10月号 
No.896


○自然を守り、住みやすい地球に
Zero Carbon Yokohama 1

横浜市では2050年までの脱炭素化を目指しています
 今年の夏は、「地球沸騰化」と言われるほど猛暑が続き、各地で集中豪雨・大型台風による被害が相次ぎました。温暖化が進むと、こうした異常気象や自然災害が増え、「気候危機」と呼ばれるような状態となり、生態系・自然環境にも影響を及ぼします。 
 住みやすい環境を未来に引き継ぐために、できることを考えてみませんか。

脱炭素って何?
 二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林管理などによる吸収量を差し引いて、排出実質ゼロを目指すことです。人や企業の活動により、大量に排出される温室効果ガスが大気中の熱を閉じ込めることで、温暖化が進むとされています。

毎日の生活から始めよう! 家庭でできる脱炭素の取り組み
 日常生活における、家電などに由来する家庭部門からのCO2排出量は、市域全体の排出量の約3割と、最も高い割合を占めています。※
 日々の暮らしの中で生活習慣を見直すことが、地球温暖化対策につながります。脱炭素で地球にも人にも優しく、快適な暮らしを目指しましょう。 
※2021年度横浜市域の温室効果ガス排出量(速報値)
【問合せ】温暖化対策統括本部調整課  電話045-671-4884 ファクス045-663-5110

※以下の数値出典:【エコ家電(エアコン・冷蔵庫・LED照明)】「スマートライフおすすめBOOK2022年度版」(一般財団法人家電製品協会)をもとに、エコハマ対象商品(令和5年4月時点)の平均値と比較して作成。【エコ家電以外】「ゼロカーボンアクション30」(環境省)

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実践しましょう
◆使い捨てのプラスチックをみんなで減らしましょう
 プラスチックを燃やすと、温室効果ガスを多く排出するため、地球温暖化の要因となります。繰り返し使える製品を活用することが大切です。
【問合せ】資源循環局3R推進課 電話045-671-3593 ファクス045-550-3510

・使い捨てのスプーンやフォークは、必要な分だけ受け取りましょう
・お箸やスプーンを用意するなど、繰り返し使える製品を活用しましょう

リサイクル
◆令和6年10月から9区※でプラスチックごみの分別を拡大します!
※旭区、泉区、磯子区、金沢区、港南区、栄区、瀬谷区、戸塚区、中区
 現在、分別収集を行っている「プラスチック製容器包装」に加え、ストローや歯ブラシ、ラップなどプラスチックのみでできた製品を「プラスチック資源」として一緒に回収し、リサイクルを行います。令和7年4月からは全市域で実施します。詳細は今後説明会などでお知らせします。
【問合せ】資源循環局政策調整課 電話045-671-2503 ファクス045-550-4239