第3期横浜市障害者プラン
平成27年度から32年度まで

このパンフレットは、「第3期横浜市障害者プラン」を一人でも多くの皆様にもっとわかりやすく伝えたいという、私たち横浜市の思いをこめてつくりました。

※横浜市障害者プランとは、横浜市が障害のある人のための事業を、どうしていくのかについて書いたものです。


障害のある方と一緒にしたいこと
テーマ1
いろんな人と出会って、困ったことがあったときは
お互いに助け合いましょう。
※内容がたくさん書いてある冊子では、テーマ1「出会う・つながる・助け合う」のところです。

横浜市が進めていくこと
1 障害があってもなくても一緒だと伝えます。
2 こまったときに相談しやすくします。
3 情報を分かりやすく、みなさんに伝えます。
4 地震や津波が起こる前に考えます。

障害のある方と一緒にしたいこと
テーマ2
住まいと暮らしについて考えていきましょう。
※内容がたくさん書いてある冊子では、テーマ2「住む、そして暮らす」のところです。

横浜市が進めていくこと
1 幸せに住めるようにします。
2 生活がしやすいようにします。

障害のある方と一緒にしたいこと
テーマ3
毎日を健康で元気に過ごしていきましょう。
※内容がたくさん書いてある冊子では、テーマ3「毎日を安心して健やかに過ごす」のところです。

横浜市が進めていくこと
1 健康のことを考えます。
2 バリアフリーを進めます。
3 当たり前の事が守られるまちにします。

障害のある方と一緒にしたいこと
テーマ4
生活していく力をつけていきましょう。
※内容がたくさん書いてある冊子では、テーマ4「いきる力を学び・育む」のところです。

横浜市が進めていくこと
1 障害のある子どもの支援をします。
2 教育への支援をします。
3 支援する人を増やします。

障害のある方と一緒にしたいこと
テーマ5
働くことや楽しむことについて考えていきましょう。
※内容がたくさん書いてある冊子では、テーマ5「働く・活動する・余暇を楽しむ」のところです。

横浜市が進めていくこと
1 企業などで働きやすくします。
2 施設などで働きやすくします。
3 毎日通う施設へ行けるようにします。
4 お出かけしやすいようにします。
5 音楽、美術、スポーツ、趣味などへの支援をします。

テーマ1
いろんな人と出会って、困ったことがあったときは
お互いに助け合いましょう。

1 障害があってもなくても一緒だと伝えます。
障害のことをもっと知ってもらいます。
障害者週間や各種イベントで、障害のある人とない人が関われるようにします。
小学校や中学校とも協力して、どうしたら障害をわかってもらえるかを考えます。

2 こまったときに相談しやすくします。
どこに相談したら良いかを分かりやすくします。
地域活動ホームや生活支援センター、地域ケアプラザなどの相談を受けるところを知 ってもらえるように、横浜市がみなさんに伝え ます。

3 情報を分かりやすく、みなさんに伝えます。
情報を伝えやすくすることを考えます。
市役所や区役所から届くお知らせの内容が、どうしたら分かりやすくなるかについて考えます。

4 地震や津波が起こる前に考えます。
障害のある人が何を準備するかを考えます。
避難場所で生活するために、準備するものは何かを考えます。

テーマ2
住まいと暮らしについて考えていきましょう。
1 幸せに住めるようにします。
住まいについて考えます。
いろんな障害があっても、住める家を選べるようにするため、グループホームへの支援や、ひとりで生活できる支援を考えます。
年をとった時に必要な支援を考えて、住まいをつくることを目指します。

2 生活がしやすいようにします。
暮らしについて考えます。
地域活動ホームなど、地域の生活を支える施設への支援をします。
家で生活しやくなる障害福祉サービスを行います。
一人暮らしをする支援や、将来のことを一緒に考えていく支援をします。
※「支援」とは…暮らしやすくなるように、横浜市などが助けることを言います。
  この後のページに出てくる「支援」も同じ意味です。
テーマ3
毎日を健康で元気に過ごしていきましょう。

1 健康のことを考えます。
健康に過ごすための支援をします。
障害をわかってくれる病院などを増やすことを考えます。
いろんな病院が助け合える支援を考えます。
急に病気になったときなどに対応するための支援をします。

2 バリアフリーを進めます。
まちのバリアフリーをします。
みんなが使うバスや電車の駅をバリアフリーにするなど、障害のある人が生活できるようにします。

3 当たり前の事が守られるまちにします。
自分の生活を自分で決められるように、権利を守ります。
誰かがあなたの嫌がることをしたり、(怒鳴ったり、暴力をふるったり、無視したりすることです。)生活に必要なお金を渡してくれないなどのことが、ないようにします。
障害のある人が受けた嫌なこと、つらいこと、良かったことについて考えます。

テーマ4
生活していく力をつけていきましょう。
1 障害のある子どもの支援をします。
地域療育センターなどで、障害のある子どもへの支援をします。
地域療育センターで相談しやすくします。
学校が終わったあとに、生活していく力をつける支援などがうけられる場所をつくります。
※地域療育センターとは、0才から小学校までの子どもについての
相談などをしているところです。

2 教育への支援をします。
勉強がしやすくなるための支援をします。
小学校での勉強がしやすくなるように、地域療育センターが手伝います。
学校での勉強がわかりやすくなる工夫をします。

3 支援する人を増やします。
施設などで働く職員が増えるように考えます。
障害のある人を支えてくれる職員が増えるように考えます。
障害のある人や家族にしか分からない悩みを受け止めたり、その悩みに答えてくれる人を増やします。

テーマ5
働くことについて考えていきましょう。
楽しむことについて考えていきましょう。

1 企業などで働きやすくします。
就労支援センターなどが、働きやすくなるための
支援をします。
障害のある人が働きやすくなるための支援をします。
企業などへ、障害のある人が働くためにどうしたらよいのかを、伝えます。

2 施設などで働きやすくします。
いろんな作業ができるようにします。
施設でできる作業を増やして、お給料が多くなることを目指します。

3 毎日通う施設に行けるようにします。
毎日通う施設をつくります。
施設が何をする所なのかを分かりやすくして、日中に活動しやすい場所をつくります。

4 お出かけしやすいようにします。
お出かけするために必要な支援をします。
移動情報センターで、お出かけするために必要な情報を伝えるなど、お出かけしやすいようにするための支援をします。
※移動情報センターは、お出かけするときに支援してくれる人やサービスの情報を集めて、皆さんに伝えています。

5 音楽、美術、スポーツ、趣味などへの支援をします。
楽しく活動できるための支援をします。
音楽、美術、スポーツ、趣味を楽しめる場所や、その活動を発表することができるための支援をします。
また、音楽、美術、スポーツ、趣味などの情報を伝えるなど、参加しやすい環境をつくります。

第3期 横浜市障害者プラン 平成27年4月
横浜市健康福祉局・こども青少年局・教育委員会事務局
〒231-0017 横浜市中区港町1丁目1番地