表紙
第4期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画)
上郷東地区 地区別計画
誰もが暮らしやすい上郷東地区を実現するための支えあい・見守りあいのプランをご紹介します。
計画期間 令和3年度~7年度

上郷東地区のプロフィール
■11自治会・町内会で構成
上郷東地区は、11自治会・町内会で構成される地域。
*上郷町内会、庄戸一丁目町会、庄戸二丁目町会、庄戸三丁目町会、庄戸四丁目町会、庄戸五丁目町会、長倉町自治会、上郷ネオポリス自治会、東上郷青葉ヶ丘自治会、みどりが丘自治会、上郷台共同住宅自治会
■活発なサロン活動
これまでの地域福祉保健計画の取組によりサロン活動が充実してきた。
現在19団体が活動を行っている。
■まちづくり
庄戸中学校跡地とその周辺の開発については、連合町会を中心に要望書をまとめ区に提出されている。現在工事中の環状南線の高速道路の開通に伴い、新設バス路線や路線変更など地域の交通利便性に向けて検討中である。
また、山手学院から横浜栄高校、及び瀬上の池周辺にかけての開発計画が進められており、今後商業ビルや住宅などが建ち、新たな街ができる予定。
上郷ネオポリス自治会は、住宅を開発した大和ハウス工業株式会社及び大学・横浜市などと連携して持続可能なまちづくりに取り組んでいる。コンビニと住民交流の場を備えた野七里テラスが2019年にオープンし住民参加型のまちづくりに取り組んでいる。

数字から見た上郷東地区
人口・世帯数等 

人口(人)
栄区 120,514
上郷東地区14.873

世帯数(世帯)
栄区 56,377
上郷東地区 7,002

年少人口比率(%)
栄区 11.3
上郷東地区 9.5

65~74歳人口比率(%)
栄区 13.6
上郷東地区 17.6

75歳以上人口比率(%)
栄区 17.4
上郷東地区 21.7

(令和3年3月末現在)

65歳以上世帯員のいる世帯率
栄区44.50%
上郷東 54.90%
 (平成27年国勢調査結果より) 

中面
第4期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画)上郷東地区
スローガン
「上東の3つの愛?みんなで見守りあい、支えあい、安全・安心な地域のつながりあい」  
テーマ
①地域での見守り・支え合い活動等の充実
②地域とつながる機会の拡大
③連合町会・各種団体との協力・連携

現状・課題
■地域福祉保健計画推進のための活動を自治会・町内会・各種団体と協力・連携しながら具体的に企画・推進を担う組織体制の構築
■地域での見守り・支え合いの充実には、自治会・町内会・民生委員・各種団体・グループの連携が希薄。 
■近所付き合いが希薄。

■支援が必要な人がいても地域で関係する人同士の情報の共有化ができていない。
■高齢を理由に自治会・町内会を退会する人がいる。孤立しないようにする手立てが必要。
■地域とかかわりができない人への支援が届かない。

■要援護者=高齢者という意識が強い。障がいのある方や妊婦や乳幼児など幅広く捉える事が必要。
■支援者が不足している。

■当地区は高齢化が進んでおり認知症の方の増加が見込まれる。
■認知症の方を支援する体制が弱い。

■障がい児・者への取組が少ない。

■個人の健康づくりへの取組は活発であるが、地域行事に参加しない人、できない人など人と人のつながりが希薄な一面もある。

■子どもが関わる地域活動が少ない。

■自治会・町内会活動における住民同士の交流が希薄。

■買物支援や交通の便等地域だけでは解決できない生活に密着した課題。

■諸団体の取組の共有ができていない。

■地域福祉保健計画の推進に連合町会との関わりが希薄。
■地域福祉保健計画が周知されていないため、自分たちの活動が地域福祉保健計画の活動と関わることが知られていない。

目標
■各地域のサロン・見守りネットワーク組織・民生委員・シニアクラブ(友愛活動員)等の見守り活動の幅を広げ連携を強化

■困りごとを抱えた人の課題の共有とつなぐ体制等の充実

■災害時要援護者の支援を強化する日常の関わり等の強化

■認知症になっても地域で安心して暮らせるまちづくり

■障がい児・者とその家族が安心して暮らせるまちづくり

■地域とのつながりを通じた健康づくり

■地域全体で子ども達の見守り・育成を強化

■様々な世代の住民相互のつながりの強化

■地域住民の暮らしを支援する企業等との連携

■団体同士のつながりと情報交換

■地域福祉保健計画推進のための活動を自治会・町内会・各種団体と協力・連携しながら具体的に企画・推進を担う組織体制の構築

取組内容
■見守り活動を行う団体との情報交換・共有化を進め相互理解を深めます。
■自治会・町内会活動との連携強化により見守りの幅を広げます。
■民間事業者等の協力による見守りを強化します。
■地区社協と連携してサロン活動の充実を図ります。

■住民相互の交流・見守りの充実を図ります。
■近隣住民の気づきを民生委員や地域ケアプラザにつなぎます。

■要援護者を地域全体で支援する体制を強化します。

■当事者と当事者家族が集える場づくりを進めます。 
■認知症サポーター養成及びキャラバンメイト養成による認知症への理解者を増やします。

■様々な障害に対する理解を進めます。
■障がい児・者との地域での交流を進めます。

■地域での交流を通した健康づくりに努めます。
■医療機関と連携した疾病予防を進めます。 

■自治会・町内会は、子ども達の健全な育成に努めます。          
■子ども達の居場所づくりを進めます。                
■子ども達の学習支援の場を充実させます。

■サロンにおける三世代交流の充実を図ります。
■自治会・町内会、各種団体の諸行事への地域住民の積極的参加の推進を図ります。

■企業等と連携した活動を強化します。
■移動販売による買い物支援・見守りを進めます。

■団体同士の情報を交換し合い連携を進めます。

■「分科会」「幹事会」「全体会」の三組織体制により地域福祉保健計画を進めます。
■広報活動を進めます。

裏面
上郷東地区別第4期地域福祉保健計画を推進するための組織
「みんなで見守り・支え合いネットワーク」は、住民ひとり一人の参加により、みんなで取り組み、人々がお互いを見守り・支え合う地域づくりを推進することを目的に活動します。

推進体制
組織 役割 構成メンバー
全体会 
役割 
〇分科会をはじめとした地区の活動を共有します。
○第4期地区別計画の推進状況を確認します。
構成メンバー 
地域福祉保健活動を実施する
○自治会・町内会
○団体、グループ、個人等

幹事会
役割 
第4期地区別計画の進捗管理を行います。
○第4期地区別計画の福祉課題の具体的な取組を検討します。
○地域における活動の支援・推進を担う
分科会を組織します。
○分科会活動や地域における活動の調査等を行います。
構成メンバー
○上郷東連合町会及び各事業部会会長
○上郷東地区社会福祉協議会
○上郷東地区シニアクラブ連合会
○上郷東地区民生委員児童委員協議会
○各分科会
○見守り・支え合いネットワーク事務局
○その他幹事会が必要と認める団体等

分科会
役割
具体的な取組を検討し、地域における活動の支援・推進を行います。 
構成メンバー
○分科会の福祉課題に関連する諸団体等

組織図
省略します