広報よこはま都筑区版 2022(令和4)年9月号 テキストデータ

保存版 災害への備えと避難行動
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●地震発生時の避難行動

■震度5強以上の地震発生

◆原則自宅にとどまる
在宅避難のメリット
 (1)普段と同じ環境という安心感
 (2)プライバシーの面でストレスがない
 (3)感染症のリスクが少ない
 在宅避難者でも地域防災拠点の物資等の供給を受けることができます。
※発災直後は必要な物資を全員に提供することは困難な場合があります。

 状況に応じて避難ルートを考えましょう!
 避難所に避難する際は、必要なものは自宅から持参してください。

◆親戚・知人の家等
 自宅での在宅避難が難しい場合は、親戚や知人の家等に避難することも検討しましょう。

◆自宅にとどまれない場合 → いっとき避難場所
 いっとき避難場所とは一時的に避難して様子を見るとともに、隣近所の安否確認を実施したり、広域避難場所等へ避難するために地域住民が集結する場所です。

◆自宅や周辺の安全が確認できた場合 →自宅に戻る(とどまる) 

◆大火災などが発生している場合 → 広域避難場所
 地震に伴う大火災が発生して延焼拡大した場合、その熱や煙から生命・身体を守るために一時的に避難する場所です。

◆指定避難所(地域防災拠点)
 家屋の倒壊などにより自宅にとどまれない人が一定期間避難生活を送る場所です。区内の市立小中学校27か所を指定しています。
 地域防災拠点には、防災備蓄庫を設置し、最低限の食料や防災資機材を備蓄しています。また、家族や知人の安否情報などの情報受伝達の拠点となります。
 なお、地域防災拠点の運営は、感染症対策を踏まえつつ、地域住民や避難してきた人全員が協力して行います。

◆福祉避難所
 高齢者や障害児・者などのうち、地域防災拠点での避難生活が困難で特別な配慮を必要とする要援護者のための避難所です。
 なお、専門職(保健師)などの判断をもとに、区役所が受入れを決定します。

・災害時の衛生状態の確保については、保存版1面をご覧ください。
・災害時のペットとの避難については、保存版4面をご覧ください。

■地震火災への備え
◆感震ブレーカー
 「感震ブレーカー」とは、大きな揺れを感じて電気を自動的に遮断する器具です。近年の大地震で発生した火災の多くは電気に起因する火災(通電火災)といわれています。
 感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを落として避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
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◆住宅用火災警報器
 火災の発生を警報音や音声でいち早く知らせるもので、全ての住宅に設置が義務付けられています。
 設置後は、定期的な作動点検やお手入れを実施するとともに、警報音を確認しておきましょう。
 作動点検は「引きひも」や「テストボタン」で行います。作動点検の結果、故障や電池切れが確認された場合は、新しいものに交換しましょう。
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◆横浜市避難ナビ 「「いま」から「いざ」までサポートするアプリ」
 一人ひとりの避難行動を平時である「いま」から災害時である「いざ」まで一体的にサポートするアプリです。
 意識の醸成・事前の備え・避難行動の支援等にご活用ください。二次元コード

◆浸水ハザードマップ「風水害時の備えも!!」
 洪水、内水のハザードマップを「浸水ハザードマップ」として1枚にまとめ、8月末までに、区内の全世帯・全事業所に配布しています。
 洪水ハザードマップとあわせて内水ハザードマップの情報もご確認ください。二次元コード

・防災・生活マップ
 お近くの広域避難場所や地域防災拠点については、防災・生活マップをご確認ください。
 区役所で配布しているほか、ホームページからもご確認いただけます。二次元コード

問合せ 防災担当 電話 948-2212 ファクス 948-2208