広報よこはま都筑区版 2024(令和6)年11月号 テキストデータ 8ページ トピックス ●都筑区とGREEN×EXPO 2027  ~自然環境の保全・脱炭素社会の実現へ~   都筑区は都市としての利便性と自然の豊かさが共存しています。環境と共生し市民の皆さんと共につくる、「環共」をテーマに開催される「GREEN×EXPO 2027」をきっかけに、環境にやさしい暮らしや花と緑あふれる暮らしについて、皆さんで一緒に考えてみませんか?  今月は早渕川・老馬谷(ろうばやと)ガーデン(HRG(エイチ アール ジー))プロジェクトをご紹介します。  全国都市緑化よこはまフェア(2017年3月~6月開催)を契機とし、「都筑区花いっぱい運動」をさらに盛り上げていく取組の一環として、地域、東京都市大学、区が協働でガーデンを整備したもので、その後も地域~東京都市大学からなる運営委員会を設立して、地域の魅力アップのため、早渕川沿いの花壇の管理やイベントの開催等を行っています。  毎月第1土曜と第3水曜の10時~12時(暑い夏を除く)には、定例で花の植え込みや草刈り、せん定などを行っています。誰でも参加できますので直接現地へ来てください。 場所 中川3-18-1、18-2(早渕川沿い鍛冶橋付近) アクセス:市営地下鉄ブルーライン「中川駅」より徒歩約15分 春夏秋冬それぞれ美しい花壇をぜひ見に来てください! 問合せ 企画調整係 電話 948-2226 ファクス 948-2399 ●都筑区自立支援協議会つづきまるっとプロジェクト 障がいのことを知る出前講座    つづきまるっとプロジェクトでは、地域や行政の障害者支援に携わるメンバーが地域と障害者をつなぐため、さまざまな取組をしています。その中でも地域の方からの「障害について知りたい」「障害当事者の話を聞きたい」「避難所での障害のある方への接し方について知りたい」といったお声に応えるため実施している出前講座についてご紹介します。  「障害のことを知る出前講座」は、地域防災拠点や地域ケアプラザ、民生委員児童委員協議会など地域のさまざまな場所で開催しています。  今年6月に実施した都田地区福祉訪問員の方を対象とした出前講座では、地域で障害のある人の見守りの輪を広げる大切さについてお話ししました。多くの福祉訪問員の方に理解していただき、「あんしんキーパー」(障害のある人の日常をゆるやかに見守るボランティア)として登録していただくことにもつながりました。  7月には都田地区社会福祉協議会の研修の中で「ストレスとこころの病気」をテーマにした出前講座を実施しました。そこでは、精神障害のことを理解していただくため、中学生を対象とした福祉教育の内容を一般向けに改編してわかりやすくお話ししました。参加者からは「我が事として考えることができた」「わかりやすかった」などのご意見をいただきました。 「出前講座は随時募集しております ぜひお申込みください」 あんしんキーパーとはの二次元コード つづきまるっとプロジェクト出前講座のチラシは二次元コードから 問合せ 都筑区基幹相談支援センターくさぶえ 電話 590-6170 ファクス 577-1177  ●これからの季節に気を付けたい! インフルエンザと新型コロナウイルス感染症    冬場は気温が低くなり、乾燥するため、感染症が流行しやすくなります。昨シーズンは新型コロナウイルスに加えて、インフルエンザも流行しました。正しい知識をもって、「かからない」「うつさない」ようにしましょう。 ◆感染ルート ◇感染者のくしゃみやせきのしぶき(飛沫(ひまつ))を吸い込んだとき ◇ウイルスが付着したものを手で触れ、その手で口や鼻を触ったとき に感染します。 ◆「かからない」「うつさない」ポイント (1)こまめな手洗い 石鹼(せっけん)でしっかり手洗いしましょう。  <しっかり洗いたいタイミング>  帰宅時・調理前・食事の前・トイレ後など (2)流行時は人混みを避ける、マスク着用 (3)くしゃみや咳の症状がある場合は、咳エチケット (4)こまめな換気 (職場や人が集まる室内) (5)予防接種 感染症にかかりにくくする効果や、かかった場合でも重症化を防ぐ効果があります。 ◆横浜市では、高齢者等を対象に新型コロナワクチンおよびインフルエンザワクチンの定期接種を行っています   ◇対象  市内に住民登録のある65歳以上の人など ◇期間 ・新型コロナワクチン:2025年1月31日まで ・インフルエンザワクチン:2024年12月31日まで 問合せ 横浜市予防接種コールセンター 電話 330-8561 ファクス 664-7296 新型コロナワクチンの二次元コード インフルエンザワクチンの二次元コード 問合せ 健康づくり係 電話 948-2350 ファクス 948-2354 ●都筑区制30周年記念コーナー  つづきジュニア編集局    都筑区では12月のはじめに毎年、センター北駅前芝生広場で「ドイツクリスマスマーケットin都筑」が開かれています。どうしてドイツのクリスマスマーケットなのか?などの疑問を、つづきジュニア編集局のこども記者の皆さんからドイツクリスマスマーケット実行委員会の皆さんにインタビューを行いました。 ジュニア記者の皆さん 「なぜ都筑区ではドイツクリスマスマーケットを行うようになったのですか?」 横田 雅之(よこた まさゆき)会長 「都筑区は、東京横浜独逸学園やドイツの企業が多くあり、ドイツとはとても縁の深い区です。そこでドイツとの交流をさらに深めようと、第1回目のドイツクリスマスマーケットを開催し、今年で13回目を迎えます。」  イベント当日はサンタクロースと一緒に写真を撮ることもできます。ドイツクリスマスマーケットで都筑区とドイツのすてきな関係を感じましょう。 インタビューの内容の詳細は、「つづきジュニア編集局」ウェブページをご覧ください。 問合せ 広報相談係 電話 948-2223 ファクス 948-2228 ●都筑区に関する歴史コラム 第14回  青葉・都筑区制30th企画展 丘のよこはまー近代の村の歴史と暮らしー  令和6年(2024)の都筑区制30周年を記念して、横浜市歴史博物館では企画展「丘のよこはま-近代の村の歴史と暮らし-」を開催します。  明治22年(1889)、都筑区域には中川村・都田村・山内村・新田村という4つの近代の村が誕生しました。これら近代国家の行政単位として編成された村では、戸籍や地租、防疫(ぼうえき)や教育などの新しい制度を推し進め、また産業振興に地域ぐるみで取り組みました。耕地の少ないこの地域では、明治時代には養蚕(ようさん)を、大正期以降には畜産や蔬菜(そさい)・果樹の栽培を盛んに行っており、中川村ではタケノコ、都田村では苺(いちご)や桃、また山内村ではビール麦を多く栽培していました。また都田村や中川村などでは、冬季に湧水から天然氷を製造し、夏季に横浜方面へ出荷していました。  昭和14年(1939)、村々は行政単位としての役目を終え、都筑郡下の他町村と共に横浜市に編入して港北区となりますが、村の名前は現在でも駅や学校、地区センターなどの名称に残っています。本展では近代から現代につながる地域の歴史をご紹介します。 ◆会期 11月23日(祝・土)~12月15日(日) ※月曜は休館 観覧料:一般500(800)円、高校・大学生300(400)円、小・中学生・市内在住65歳以上100(150)円 ※( )内は常設展示との共通券の料金 開館時間:9時~17時(券売は16時半まで) 【関連講演会】 会場:博物館講堂 参加費:600円 定員:170人 (1)11月30日「横浜の茅葺(かやぶき)建築」  講師・大野 敏氏(おおの さとし)(横浜国立大学大学院教授) (2)12月7日「都筑の丘の農業前史-聖農から農会へ-」   講師・相澤 雅雄(あいざわ まさお)氏(地域史研究家) 申込方法など、詳細は横浜市歴史博物館ウェブページをご覧ください。 問合せ 横浜市歴史博物館 電話 912-7777 ファクス 912-7781